富士市、静岡市清水区、静岡市駿河区に団体の茶園を保有しています。
それぞれの茶園の特性に合わせ、管理・製茶・各種企画を実施しています。
富士・清水の全てのチャノキを、無農薬・有機栽培で管理しています。
北斎の時代から希少な在来茶を受け継ぎ、
守っていく
200年前の栽培記録が残っている歴史ある茶園です。"在来種"という日本全国に1%しかない希少種が生育しており、茶園チームが保護と収穫を担当しています。葛飾北斎が描く「富嶽三十六景:駿州片倉茶園ノ不二」にも登場します。
2019年から地主の方と交流を始め、2023年より本格的に一煎が管理・製造しています。
放棄茶園の復興と商品化のモデルケースを作る
清水区吉原の山奥にある元・放棄茶園です。こちらも富士と同じく希少な在来種であり、メンバーの手による地道な再生活動を行っています。電波の届かないような山奥から、驚くほど美味しいお茶を生み出すことが目標です。
みんなで気軽に農作業できる環境を整備する
静岡大学から徒歩15分ほどの茶園です。バスケットボールコートほどの小さな茶園で、新入生歓迎会や学内のお茶摘み体験に活用しています。お茶に関する基本知識・スキルを身につける重要な拠点です。
具体的な活動内容
収穫
二人刈りの摘採機を使い、丁寧に刈り取ります。遅れ芽は手摘みすることもあります。
整枝
春、夏、秋の3回、刈り落としの作業を行います。芽の調整・病気の防止などの役割があります。
肥料まき
有機肥料を3月ごろに撒きます。化成肥料は使用していません。
草取り / 草刈り
除草剤を使わず、手や機械を使った除草を行います。夏は大変ですが、みんなで頑張ります。